2009/07/15

Design rule index―デザイン、新・100の法則 / William Lidwell, Kritina Holden, Jill Butler

Design rule index―デザイン、新・100の法則

デザイン活動において重要となる事項を「100個の法則」にまとめて紹介している本です。
この本自体が非常にきれいにデザインされており、手に持ってパラパラ読むだけでとても楽しいものです。

構成としては、アルファベット順に「見開き1ページで1つの法則」というふうに各法則を紹介していく形になっており、体系立てて組み立てられているわけではありません。ですので、この本で新たに「学ぶ」というよりはある程度デザインの原則を知っている人が自分が知っていることを「チェックする」「ヌケモレを見つける」という風に使うのがよいかと思います。

一部、個人的に知らなかった/改めて正しく学んだ法則だけキーワードとして抜粋します。

【キーワード】:
1.5つの帽子かけ(LATCH)
 情報を組織化するには、カテゴリー、時間、位置、アルファベット、連続量をそれぞれ基準とする5つの方法がある。
解説:LATCHとは5つの情報整理の切り口の頭文字です。その5つとは、L-Location(位置)、A-Alphabet(アルファベット)、T-Time(時間)、C-Category(カテゴリー)、H-Hierarchy(連続量)です。

2.見やすさ(Legibility)
 使用する文字のサイズ、書体、コントラスト、文章表示法、行間隔などによって主に決まる、テキストの視覚的明瞭性。

3.マッピング(Mapping)
 コントロールと、それによる動きや効果の関係のこと。コントロールとその効果のマッピングがよいシステムは使いやすい。

4.オッカムの剃刀(Ockam's Razor)
 機能的に同等なデザインの中では、もっとも単純なデザインを選ぶべきであるという原則。

5.画像の優位性(Picture Superiority Effect)
 言葉よりも画像のほうがよく記憶に残る。

6.近接効果(Proximity)
 近くにある要素同士は、離れている要素同士よりも、より関係が深いと認識される。

7.SN比(Signal-to-Noise Ratio)
 ディスプレイ上の、意味のある情報と無意味な情報の比。デザインでは、SN比ができるかぎり高いことが望ましい。

8.類似性(Similarity)
 類似性のある要素同士は、類似性のない要素同士よりも、関係が深いと認識される。


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