2009/10/13

村上式シンプル仕事術―厳しい時代を生き抜く14の原理原則 / 村上憲郎

村上式シンプル仕事術―厳しい時代を生き抜く14の原理原則」を読みました。

Google日本法人社長を務めた村上憲郎さんがキャリアの中で身につけた「仕事術」について書かれている本です。

ハイテク企業Googleの社長を務められた方だったので、「スキルがメインに書かれた本なんだろうな」という思い込みで読んだのですが、期待をいい意味で裏切られました。スキルやテクニックよりも、その根幹となる、不変の原理原則がたくさん紹介してありました。

目次
本書の目次はこんな感じです。
第1部 村上式・仕事における7つの原理
第2部 グローバルに仕事を動かす4つの知識
第3部 仕事に活かす3つの経済学
第4部 理系諸君へ

仕事の原理が7つ、仕事に役立つ経済学の知識が4つ、グローバルな仕事に役立つ宗教・哲学に関する知識が4つ。合計14コとなっています。

学び

この本からの学びをまだきちんと整理できていないのですが、取り急ぎ、刺さったポイントを取り急ぎ取り上げてみます。

はじめにより
「仕事ができる」というスキルは、その人の可能性を大きく広げてくれます。また豊かな人生を送るうえでも、あらゆる場面において役に立ってくれるのです。 (中略) 仕事のためだけでなく、厳しい世の中を生き抜くために、そしてあなた自身の充実した人生のために、「仕事ができる」というスキルを身につけましょう

原理原則は不変です。だからこそ原理原則なのです。

私は、何をする、何を始めるにつけても「遅すぎることは絶対にない!」と言い続けています。 (中略) 若かろうが年寄りだろうが、仕事のキャリアがあろうがなかろうが、そんなことはまったく関係ありません。誰もが、すべきことを、今日から始めればいい。それだけです。

第1部 村上式・仕事における7つの原理より
大切なのは、仕事の全体像をつかむことです。 (中略) 仕事とは何か会社とは何か人間関係とは何か。つまり、仕事における基本的なルールを把握すること。そして全体像をつかんだうえで、個別に何をすべきか考えればいいのです。

原理その1 会社の仕組みを知る (中略) 原理その2 財務・簿記の基本知識を身につける (中略) 原理その5 仕事のプライオリティ(優先度)をつける 原理その7 デール・カーネギーに学ぶ

大局観とお金の流れの自覚。この2つは、日々の仕事に創造性を与え、モチベーションを高めることにも大いなる効果があるのです。

その分野の中で一番薄くて、でも基本的なエッセンスは詰まっている本を1冊を探し出して、それを一気に読む

自分の中にある「仕事の目的」を基準に行動できれば、誰かと対立したり、一時的に非難されたりしても、強い気持ちで物事に対峙できるはずです。

やるべき仕事は何百とあるが、本当に重要なのはその中の3つぐらい。その3つを見つけ出すことが大事だ」 (中略) パレート図と呼ばれるグラフ (中略) 1インプットすると、仕事の63%ができるということ。同じように2インプットすると86%、3インプットすると95%できています。

村上式アイデア発想法の極意は、「考えないこと」。思いついたことは頭の中にストックせずにドンドン書き出していきます。

『人を動かす』の目次をコピーしてデスクの引き出しに入れていました。そして毎朝出勤すると、まず引き出しを開けてその目次をひと通り全部読むのです。

第2部 グローバルに仕事を動かす4つの知識より
『ブッダがかんがえたこと』

第3部 仕事に活かす3つの経済学より
『マンキュー経済学1 第2版 ミクロ編』と『マンキュー経済学2 第2版 マクロ編』

第4部 理系諸君へより
『量子力学を学ぶための解析力学入門』 (中略) 『数ベクトル空間からヒルベルト空間』 (中略) 『電子・通信・情報のための量子力学』

ポイント

社会や会社の全体像を把握すること
・会社の仕組み・財務を学ぶ
・経済学を学ぶ

活躍するために必要なベースのマインド
・デール・カーネギー『人を動かす』『道は開ける』
※この目次を毎朝読む

グローバルに仕事をする上で役立つ世界観
・キリスト教・仏教・哲学を学ぶ

理系の趣味
・量子力学を学ぶ

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