2010/05/19

アイデアのつくり方 / ジェームス W.ヤング 2回目

アイデアのつくり方」を読みました。

この本は以前に読んでここに書いたこともあるのですが、改めて書き留めたいので2度目。帯に書かれている「60分で読めるけれど一生あなたを離さない本」というのは大げさではありません。本当。

今回はもう一度内容を振り返る意味で、ココ!という部分を抜粋してみました。

「経験による公式」という一節の中で
アイデアの作成はフォード車の製造と同じように一定の明確な過程である
アイデアの製造過程も一つの流れ作業である
その作成に当って私たちの心理は、習得したり制御したりできる操作技術によってはたらくものである
この技術を修練することがこれを有効に使いこなす秘訣である
この「アイデアはカガクできる」という発想が、当時の私には衝撃でした。しかし、私も今では「アイデアはカガクできる」、確信を持ってそう言うことができます。

「心を訓練すること」という一節の中で
どんな技術を習得する場合にも、学ぶべき大切なことはまず第一に原理であり第二に方法である。
「原理」と「方法」。この2つの要素からなる非常にシンプルなフレームワークは、あらゆる学習に使える超万能ツールです。私は新しいことを学ぶときには必ずこの2つに分けることから始めます。

「アイデアは新しい組み合わせである」の一節の中で
アイデアは一つの新しい組み合わせである
新しい組み合わせを作り出す才能は事物の関連性をみつけだす才能によって高められる
(アイデア作りの)技術は五つの段階を経過してはたらく。
第一の段階は資料を収集することである。
(第二の段階は)資料を咀嚼する段階である。
(第三の段階として必ず)やがて諸君は絶望状態に立ち至る。この段階もまた前の二つの段階と同じように決定的な、不可欠の段階である ここですべきことは、問題を無意識の心に移し諸君が眠っている間にそれが勝手にはたらくのにまかせておくということのようである。
(第四の段階として)それ(アイデア)は、諸君がその到来を最も期待していない時に諸君を訪れてくる。
(第五の段階として)アイデアを、それが実際に力を発揮しなければならない場である現実の過酷な条件とかせちがらさといったものに適合させるためには忍耐づよく種々たくさんな手をそれに加える必要がある。
これがいわゆる「アイデア製造プロセス」。工業的にムラなく生み出すことはムリでも、農業のように、外部要因の影響を大きく受けながらも、「大数の法則」によってコンスタントに(アイデアという)収穫を得ることは可能だと個人的には思います。

「二、三の追記」という一節の中で
経験を直接的間接的にたえず広めてゆくことはアイデアを作成するどんな職業にも極めて大きな影響力をもっている。
この「経験を広めてゆく」というのは、おそらく、専門知識を高め、一般教養を広げ、知の世界を縦横両方に広げていくことだと思います。

・・・今回はポイントだけの抜粋なので、以上です。

アイデアを継続的に生み出すためには、アイデア製造のプロセスを認識し、アイデアを丁寧に育て上げるということが大事である、ということですね。

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