2010/06/04

頭がよくなる「図解思考」の技術 / 永田豊志


「頭がよくなる「図解思考」の技術」。副題は「自分の考えを整理し、わかりやすく伝える方法」(How to become smarter through "Graphic Thinking")です。

現在、「頭がよくなる「図解思考」の技術」を読んでいます。まだ途中ですが、「これは良い本だなぁ」という確信があるので早速取り上げたいと思います。


この本を読んだ背景
直面している問題や思いついたアイデアを整理するために僕は図を使うことがよくあるのですが、「もっと絵がうまけりゃ、もっときれいにまとめられるのになぁ……」と、悔しい思いをすることが最近立て続けにありました。

物事を整理・説明するための絵がもっとうまく描けるようになりたい!と思い、この本を手にとりました。ですので、、


目的
この本を読んだ目的は「絵をうまく描けるようになること」です。中でも特に、物事の構造や流れ、因果関係を理解するための「絵」がうまくなりたいと思います。この本のタイトルにある「図解思考」を高める、という言い方がぴったりくるかもしれません。


目次
はじめに
本書の使い方
1時限目 理論 「図解思考」で6つの力を手に入れる
2時限目 基本 自分の考えを「図」でまとめる方法
3時限目 応用 効果が10倍アップする「6つのフレームワーク」活用法
4時限目 実践 実践! 6つの例題を図解通訳してみよう
資料 資料の館
自分のための「ビッグピクチャー」を描こう!
明日から図解通訳を実践する卒業生へのプレゼント「成功のヒマワリ」
おわりに



概要
タイトルの「頭がよくなる」はちょっと余計かなぁ…という気もしますが、そこはマーケティング的に「付けた方がいい」という判断になったのでしょう。そこは置いておいて。

情報のインプット → 構造化 → アウトプット(図解)
という一連の思考活動を「図解通訳」と呼び、これはある意味、MBAや語学よりも費用対効果が高い(身に付けやすく、パフォーマンスも高い、しかも敷居も低い)素晴らしい技術である、という提案から始まり、図解の技術を段階的に身に付けるための丁寧な説明・誘導がなされています。すべてのページに必ず理解を促進するための図が挿入されており、この本自体がひとつの「洗練された図解技術の結晶」となっています


著者
著者は永田豊志さんという方。元リクルート社員としてメディアファクトリーの設立などに関わり、現在は株式会社ショーケース・ティービーでCOOを務めてらっしゃるそうです。本書の「シンプルで、実践的」というのが、まさに元リクルートの方ならでは、な感じがします。


感想(まだ読み始めたばかりですが……)
洗練の末のシンプルさ」という言葉で表現したくなる、素敵な本です。難しいことを難しく言うのではなく、「本来難しいことをシンプルにわかりやすく言う」というのが見事に実践されています。
また、目次の構成である「理論→基本→応用→実践」という流れであったり、本書の前の方で紹介されている
・楽しむ
・基本パターンを知る
・フレームワークの引き出しを蓄積する
・クセづけして量をこなして精度向上
という流れ
であったり、というのが「どうすれば読者が理解しやすくなるだろう?」という配慮の末に考え出されたフレームワーク、という感じがして、このあたりにも関心してしまいました。

まだまだ読み始めですので、続きを楽しみに読んでいきたいと思います。また改めて書評書きます。

0 件のコメント: