2010/08/01

R25 つきぬけた男たち / R25編集部



R25編集部がまとめた「R25 つきぬけた男たち」を読みました。発行は2006年、もう4年前になります。

総勢28人の「つきぬけた人々」の20代「つきぬける前」の話を紹介した本で、Amazonでは次のように紹介されています。
「自分を信じろ、必ず何かを成し遂げるときがやってくる」―不安に揺れる20代~30代の若者たちに向け、有名人が自分の経験を語る「R25」の好評連載、「つきぬけた瞬間~BREAKTHROUGH POINT」をまとめてオリジナル文庫化。大好評『俺たちのR25時代』に続く第2弾。



目的
何かをなしとげる前の考え方・姿勢の参考に……


目次
Ⅰ ターニングポイント
古田敦也
山崎まさよし
玉置浩二
中村正人
しりあがり寿
大杉漣
田島貴男

Ⅱ 気がつけば、ここにいた
山下達郎
内村光良
みうらじゅん
河村隆一
古田新太
高田延彦
庵野秀明

Ⅲ いつか、輝ける日のために
太田光
小倉智昭
関根勤
吉井理人
横山剣
堤幸彦
林海象

Ⅳ 認められるまで、貫く
矢沢永吉
久保田利伸
時任三郎
松崎しげる
寺島進
内藤剛志
北方謙三



ピックアップ
特に印象に残った箇所をピックアップします。

プロスポーツって、エンターテインメントだと思うんです。大切なのは、観に来てくれた人がどれだけ楽しんで帰るか。球場に来ること自体がすごく楽しみで、ファンも球団も選手も一体感を持って盛り上がればみんなハッピーだと思う。
古田敦也


30歳までは、やりたいことなんてなくていいよって、よく言うんです。簡単にわかるわけがない。今やってることが夢につながらなくてもいい。ただ目の前にあるものに対して、その瞬間、瞬間を必死でやってれば、何かが次につながる
中村正人


500万枚とグラミー賞が夢。まだひとつもかなっていない。
中村正人


最近よく思うんだけど、20代の人ならね、何年かは棒に振ってもいいんじゃないかと。(中略)僕の振り方加減というか、地の這い方というかね、そこが非常に重要で、人それぞれなんだけど……人に譲れないものを何かひとつ、見つけることですよ。(中略)“俺しかこれできないんだよ”っていうことが1個みつかればね、10年くらい棒に振ったって全然いいんじゃないかな
堤幸彦


こだわると、より一層テクニカルなギターのフレーズがどうしたとか、高度なサウンドがどうしたってやるもんですよ。ほんでね(笑)、ずーっと行くと、ちょっと待てと。それはわかるんだけど、もっと大事なことあんだろう音楽には、ってとこに到達するんです。ぐるーっと回ってそこに還っちゃうんだよね。
矢沢永吉


焼酎をクーッと飲んでて、さーて、今年のライヴどうしてやろうかなっていうことを思うと、あーオレ、ホント歌を自分の仕事にもてて幸せだなって思ったりできますよね。
矢沢永吉


20代は20代の青さとか未完成な部分がある。そこを恥ずかしがったり隠したがったり、うまくごまかしたりしてきた人は、あとで絶対しっぺ返しが来るよ。もっとシンプル、ノーマルに“わかんないから教えて”“しょうがないからオレ学ぶよ”って言えるヤツが、ちゃんと予定通り進んでいくんだよね
矢沢永吉


生まれてきて死ぬまでがひとつのゲームであるならば、そりゃあ泣くときは思いっきり泣きたいし、腹が立ったらお膳ひっくり返したいし、酒がうまいなって思いたいしね。いつでも最高でいきたいじゃない、情熱的でいたいじゃない
矢沢永吉


全部触ったり匂いをかいだりして、自分で経験しろと。本を読んで得る知識ももちろん必要だけど、男が人前に立ったとき熱く語れるのは、自分で経験したことだけだって。
松崎しげる


20代からの気持ちは変わらないです。安心とか満足って点滴ですよ。安心してないし満足してないからずっとやり続けようと思えるわけだし。目の前にあることを一生懸命やる。それまでに知り合った人と新たに出会った人を大事にする。その2点ですね。
寺島進


10年って長いから、今回失敗しても、“まだある!”って思えるんです。期限の中ならリセットが効く。つねに結果を急いでいたら、人間関係とかもバラバラになる。いまはダメでも30歳までにまた会えばいいやっていう、執行猶予みたいなもので……
内藤剛志


(ある俳優が舞台の最中にかつらを飛ばしてしまったエピソードの中で)
彼が言ったのは“そこからどう立ち直るかが俳優の力”。これが俺のモチベーションになりましたね。失敗しないうちはわからないんですよ。大失敗してダメになって、どう戻ってくるか
内藤剛志


(代表作「水滸伝」に言及して)
基本的にはひとりひとりの男の物語。ヘタレだっていっぱい書いてあるよ。敵のヘタレ、見方のヘタレ。でも、ヘタレはヘタレなりに生きてさ、きちんとした最期を遂げさせてやろうと思った。きちんとした最期を遂げてるよ
北方謙三



男がいかに死ぬか。25歳から34歳の男は考え続けるべきだよ。死に方を考えるとうことはつまり、いかに生きるかってことなんだからさ。
血湧き肉躍るという感じになったら、その“熱さ”を取り込んでおいてほしいんだよな。そうすると、何かあったときにバッと立ち上がれる
北方謙三


“俺が世の中を変えてやる”という気概。世の中を変えられない人は“会社を変えてやる”だっていいんだよ。負けてもしょうがないよ。勝ち負けなんて死ぬ寸前まで決まらない。戦うことを決めた人間にとって、死ぬまで負けはないよ。途中で負けたって、それは一時的な負けであって、どこかで盛り返してやればいいだけなんだよ。で、そこできちんと戦ったことが、後々人生のひとつの力になるはずなんだよ。25歳から30いくつなんてさ、まだまだ小僧じゃん。それがさ、1回や2回ボコボコにやられて泥まみれになっても、立たなきゃしょうがないじゃん。
北方謙三


岐路に立ったら、難しいほうを選べ
北方謙三


……以上です。

メディアを通じて見る彼らは大きな苦悩や挫折もなく順調に今の姿になった人のように見えますが、その裏では本当に多くの葛藤と失敗があるということがよくわかります。インタビューされることに照れもあるだろうし、紙面上の限界もあるだろうし、本当はもっともっと考えてることがあるのだと思います。

人がどんな志を持って何を思ってどんな苦悩を抱えているのかなんて、聞いてみないとわからないものですね。。とにかくすごい人たちはたくさん考えているということがわかりました。

個人的には、北方謙三さんの言葉「男がいかに死ぬか。25歳から34歳の男は考え続けるべきだよ。死に方を考えるとうことはつまり、いかに生きるかってことなんだからさ。」に特にハッとなりました。一度きりの人生を熱くやらないともったいないですね。がんばろ。

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