2010/10/13

創造と変革の志士たちへ / 堀義人


グロービス(GLOBIS)の学長堀義人さんの「創造と変革の志士たちへ」を読みました。

グロービスに行くのを検討している中で、その理念や教育への考え方を知りたいと思い、読みました。グロービスの教育方針と、そのもとになった堀さん個人の考え方、バックグラウンドを知ることができました。

堀さんがハーバード・ビジネス・スクールを卒業した後日本に帰国し、グロービスを設立したのが30歳。そして、学生満足度No.1のビジネススクールを作り上げるまで、わずか20年弱。。。本当に猛烈な勢いで生きている方のようです。実際の仕事ぶりを知るわけではありませんが、この本を読むかぎりではその生き方や志に感動し、感化されました。「こういう人と一緒に仕事をしたいなぁ」と純粋に思うような人です。僕自身も堀さんみたいに生きたいと思いました。それが本書から得た一番の収穫です。


目次
グロービスの教育理念に掲げられている「創造と変革の志士」、「能力開発」、「志」、「人的ネットワーク」という言葉について、各1章を割きながら丁寧に説明してあります。
はじめに
序章 創造と変革の志士たちへ
第1章 能力開発――何を学ぶか、いかに学ぶか
第2章 志――自らの使命を追求する、強い意志を持つために
第3章 人的ネットワーク――「創造と変革」を生み出す場を作る
第4章 創造と変革――新たなる挑戦へと一歩、踏み出すために
第5章 志士――「創造と変革」を担う人に求められるマインド
おわりに


感想
単に「能力開発」をするだけの場ではなく、「人的ネットワーク」を作るだけの場でもない、人間の総合的なチカラを高めるための場所として、グロービスは作られているみたいです。「能力開発だけ」「心を磨くだけ」という場はよくありがちですが、あくまで実践的能力を高めながら、同時に志も磨く、というグロービスのような場はなかなかないように思います。魅力的。


印象的だったのは「おわりに」の中の一節。個人的に共感するところがたくさんあります。生き方の参考に。。

起業自体はあくまでも手段であった。目的は、新たな社会のダイナミズムを作ることである。

起業家として、壮大なプロジェクトに多くの仲間と向かっていくのは、非常に楽しいことである。

教育そのものより、人に興味があった(中略)
能力が高い人や、人間的魅力がある人、何かを作る力を持っている人に接したとき、彼らがどうしてそういう力を得たのかを観察するのが、昔から好きだった。(中略)
環境を含めた教育が、非常に大きな要素を占めるということに気づき始めた。

HBSでは、本当に良い教育が実践されていた。そういったHBSに匹敵する機会、いや、さらに良い機会を作りたい。そんな願望が芽生え、教育の仕組みに強い興味を持つようになったのだ。

言うなれば、教育に携わっているのも、創造と変革を生み出すための手段でしかないのかもしれない。結果として多くの人の目が輝き、ハッピーな生き方ができるような環境を作ること。それがグロービスのミッションだと思っている。



高いビジョンを忘れず、人を中心に考えて、バランス感を持って生きる。そんな生き方がしたいなぁ。大いに刺激になりました。がんばろ。





おまけ
堀さんのtwitterはこちら。
堀義人 (YoshitoHori) on Twitter

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