「20代にしておきたい17のこと」を読みました。
……感想は一言、「よかった!!」です。
「20代」と対象を絞ったタイトルですが、内容は年齢にかかわらず役に立つ本です。メインの主張は「大きな視点をもって、後悔のない人生をめいっぱい生きよう」というもので、「17のこと」のうちの大半は10代の人にも90代の人にも、もしかしたら100歳を越えた人にもあてはまる普遍的なアドバイスになっていました。
「17のこと」はいずれも子供のころ誰もが親から言われたような「当たり前といえば当たり前のこと」ばかり。ですが、それを改めてストレートに言ってくれるところがこの本のすごさ、著者のすごさなんだと思います。
わかっちゃいるけど、できてないんです、ということ。大事なんだとわかったつもりでいつの間にかさらっと流していたこと、見て見ぬふりをしてたことを熱く指摘してくれます。
目次
はじめに(目次のなかでもとくに感化された部分を太字にしています)
1 人生最大の失敗をする
2 大好きなことを見つける
3 一流のものに触れる
4 人生を100パーセント楽しむ
5 死ぬほどの恋をする
6 一生つき合える親友を見つける
7 両親と和解する
8 自分のルーツを知る
9 才能のかたちを知る
10 専門分野を持つ
11 メンターを探す
12 人生が変わる本と出合う
13 質問力を鍛える
14 お金と時間の管理を学ぶ
15 没頭できる趣味を持つ
16 異文化に触れる旅に出る
17 運について学ぶ
おわりに
……私なんかはついつい、今の状況やこれまでの経験に基づいて小さくものごとを考えてしまいますが、この本を読むことで「「人生」という大きな枠で考えると、「もっとやるべきことがある」」とストレートに思えました。なるべく思い込みをしないようにしていても、知らずしらずのうちにたくさんの思い込みをしていました。
本書を手に取るまで知らなかったのですが、著者の本田健さんという方はあの「ユダヤ人大富豪の教え」を書いた方だそうです。「ユダヤ人~」を読んだことはありませんが「こういうことを書ける人ならベストセラーになって当然だわ」と納得。いい。お金に対する考え方も、敵対せず、依存せず、ほどよい立ち位置で考えられているようです。ぜひ見習いたいです。
長くなりそうなので、内容のピックアップはまた別エントリでやりたいと思います。
追記
内容のピックアップを書きました。20代にしておきたい17のこと / 本田健 その2
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