「持たない暮らし」の金子由紀子さんの「暮らしが変わる習慣の基本」を読みました。
日々をゆったり、充実させて生きるコツが40コ。エッセイ風にまとめられています。私は「習慣」というものについて理解を深めたいと思いこの本を手に取りました。
目的
「習慣」についての理解を深める。目次
はじめに
習慣って、何だろう?
Chapter 1 暮らしにリズムを与える習慣
Chapter 2 見晴らしのいい部屋をつくる習慣
Chapter 3 シンプルな心とスリムな体になる習慣
Chapter 4 頑張りすぎない、おつきあいの習慣
Chapter 5 今すぐやめる!見なおしたい習慣
おわりに
以下に、私がこの本から得た学びのポイントをリスト形式でピックアップしてみたいと思います。
まずは、「そもそも習慣って何なんだろう」というところから。
習慣の位置づけ
・人は、習慣の束・よい習慣こそ、最大の財産
・習慣を変えれば、人生がカスタマイズできる
習慣の意義
・少ない負担で不可能を可能にしてくれるもの・習慣には、心を落ち着かせる効果がある
次に、実際に習慣を取り入れようとしたときに「押さえておきたいポイント」というのを挙げてみます。
習慣化に必要な時間
・食生活の改善と同じ「2週間」習慣化のコツ
・改める習慣は、一度に一つだけ・習慣化がうまく行かなかったときは、イチからやりなおせばいい
・一つ得るためには、一つ捨てる
最後に、本書のメインである具体的な40コの習慣のうち、私が個人的にいいなと思ったものを7つ挙げてみます。
40の習慣のうち特にいいなと思ったものを7つ
1.日記は気持ちのクレンジング2.床に絶対、モノを置かない
3.自分に必要なモノの適量を知る
4.笑顔は人のためならず
5.住んでいる街と仲良くする
6.デジタル社会にのみ込まれない
7.やる気が出ないときの自分暗示法
・・・以上です。
感想
「習慣」について理解を深めるという目的で読んだのですが、冒頭の「習慣って、何だろう?」という洗練されたくだりを読んで早くも、「あぁ、この本を買って良かった」と思いました。この本はとてもカジュアルなテイストで書かれていますが、「そうそう、そうですよね!」と思わず膝を打ちたくなる言葉がたくさん詰まっています。何かを始めるときに「自分を変える!」とか「生活を改善する!」なんて思うとちょっと重たいけれど、「習慣を取り入れたり、なくしたりしてみる」と考えると、ちょっと気楽な気持ちで取り組めそうです。
また、「失敗したらまたイチからやり直せばいい」というスタンスで取り組むことも、失敗したときにも自己嫌悪に陥らないために大事なポイントだなと思いました。
実際に挙げられている「40の習慣」にも面白いものがたくさんあり、勉強になりました。少しずつ自分の暮らしに取り入れていきたいと思います。
こんな方におすすめ
・日々の暮らしをちょっとよくしたい・自分の習慣を見直したい
おまけ
著者の金子由紀子さんのブログ・ツイッターはこちら。a day in the life
金子由紀子(@nioiaraseitou)
なんでもないふつうの一日も、見方によっては楽しくなるんだなぁと気づかされます。
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