2011/03/25

成功の教科書 / 原田隆史


成功の教科書」を読みました。副題は「熱血!原田塾のすべて」。

著者の原田先生は、大阪の公立中学校において陸上日本一を7年間で13回達成(!)したという元体育教師。現在は現場で培ったマインドと方法論を用い、教師の育成や企業研修などを主な活動とされているそうです。

この「成功の教科書」は、その原田先生が長年の実践で磨き上げた「心を鍛えながら成功する方法」を紹介する一冊です。

私の人生を変えた本」を5冊挙げるとしたら、この本は必ず含めます。そのくらい、この本と原田先生には影響を受けました。マイバイブル。「仕事と思うな!人生と思え!」。

目次
プロローグ
第1章 成功のための目標設定
第2章 成功のための準備と実践
第3章 成功のための心づくり
第4章 成功のための日誌
エピローグ


この本のエッセンスを0~4でまとめてみました。
0. 成功は「技術」
1. 成功とは 【成功の定義】
2. 成功するために必要なこと 【成功の原則】
3. 成功までのステップ 【成功までの見通し】
4. 目標設定用紙 【成功のためのツール】

0. 成功は「技術」

成功は「技術」――この本からの学びはこの一言に集約されます。

何かにおいて成功するためには「原則」に基づいた「技術」を身に付ける必要があります。この技術は、あらゆる分野に共通した普遍性を持った方法論としてまとめることができます。また、人が成功できない理由は才能がないからではありません。そういったことを、この本は教えてくれます。

※後述しますが、ここで言われる「技術」は何か特殊なものではなく誰にでもできるような単純なことです。単純だけど、実践が難しい。余談ですが、映画「カンフー・パンダ」の中で言われていた「There is no secret ingredients.」という言葉はこういったことを意味してるのだと思います。

※また、「成功」と聞くと「他人を押しのけて自分のことだけを考える人」をイメージしてしまうかもしれませんが、ここで言う「成功」はそれとは全く異なるものです。詳しくは次の【成功の定義】で。

1. 成功とは 【成功の定義】

成功を、この本では次のように定義しています。
成功とは、自分にとって価値のあるものを未来に向かって目標として設定し、決められた期限までに達成すること。


また、目標設定はこうあるべきだと言っています。
人から強制される目標は、真の目標とは言えません。目標は他人と比べるものではないのです。目標設定を行うときには、「自分にとってほんとうに価値のある目標」でなければなりません。

さらには、成功を何度も再現できる「成功のプロ」について。
成功のプロとは、自らを描き、それを目標に変え、方法を考えて、自分でやれる人間。そして失敗しても人のせいにせず自分で責任をとれる人間のこと。このような人間を自立型人間と呼ぶ。

成功がなぜ大事なのか、成功は人生においてどんな意味を持つのかについて。
成功は、充実感達成感満足感を生みます。そして成功を経験することで自己実現の喜びを知り、自己肯定感(セルフエスティーム)が高まってくると、自分の未来に希望が持てるようになっていくのです。
人生は成功するためにあるのです。

成功することの上位目的は、夢に向かい続けること心を磨き自立型人間になること。それらが欠けた人生なんて!と。


2. 成功するために必要なこと 【成功の原則】

上述しましたが、成功するためには、成功するための「技術」を身に付けることが必要だと著者は最初に言います。
成功は「技術」なのです。
「技術」は誰にでも身につけることが可能です。また身につけてしまえば、何度でも反復できるものです。

私はかつて、成功は「個人の生まれもった才能」によるものだと考えていました。今でも「才能」による部分はゼロではないとは思いますが、この本を読んだことで、才能以上に大切なのは「技術」だと考えるようになりました。割合としては「成功は、才能2割、技術8割」くらいでしょうか(もちろん、それを支える環境も大切です)。

さらに、継続的に成功するための「技術」の中身として、著者はこんなことを挙げています。
・期限付きの目標を設定すること
・目標を「必ず達成するんだ!」と決意すること
・目標までの小さな成功(スモールステップ)を積み重ねること
・成功のベースとなるを重視し鍛え続けること 心のコップ 心のつぼ
・目標を途中で見失わないように手入れをすること
・自分へのごほうびを作ること
他人から助けてもらうこと
・分析力と心を高めるために、日誌を続けること
全部を実践するのは難しいのですが、私はこれらのことをなるべく日々意識するようにしています。


3. 成功までのステップ 【成功までの見通し】

成功までの7ステップ。
1.大きなを描く。
2.夢を具体的な目標に変える。
3.目標達成のための方法を考え、「これでやれる」という自分への期待感を高めて、やる気にスイッチON!
4.できることの継続やり切りを強くする。
5.考察と手入れを整理する。
6.培った自分の強み(コンピテンシー)を広め、周囲から認められる。そして自信を持つ。
7.そして、自己実現した別の生き方、人生に到達する。


4. 目標設定用紙 【成功のためのツール】

上記の7ステップに含まれる、最終目標の設定・分析から、方法(スモールステップ)の洗い出し、日々のルーチンへの落とし込み、続く仕組み作りまで。すべてをカバーする目標設定用紙が付録として付いてきます。

シートの埋めるべき項目はどれも日本語としては単純なことですが、実際にやってみるとこれがなかなか埋められません。。それは、成功の技術がまだ身についていない証拠なのでしょう。継続することでしか向上しない、これも技術と言われる所以です。

・・・以上です。

こんな方におすすめ
・達成したい夢や目標がある。
・人生をめいっぱい充実させたいけど、ついダラダラしてしまう。

おまけ
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