2011/03/01

映画:カンフー・キッド(The Karate Kid)



今回は映画です。映画「カンフー・キッド」を観ました。

先日のカンフーパンダに続くカンフーものです。

この映画は1980年代のヒット作「ベスト・キッド」(The Karate Kid)のリメイク版。舞台が中国に変わり、主人公役はウィル・スミスの息子(ジェイデン・スミス)、師匠役がジャッキー・チェンとなっています。私的には非常に豪華なキャスティングになっていたので、ストーリーは知りつつもまた新たな気持ちで楽しむことができました。

予告編


学び

私が今回この映画から得たもっとも大きな学びは、「一瞬、一秒が修行(修養)だ」ということです。映画ではカンフーを主題にしているけれど、カンフーにかぎらず、これはおそらく人生の中で人が打ち込むすべてのことにおいて。

以下、ちょっとネタバレを含むので観る前に知りたくない方は読み飛ばしていただければと思います。

ちょうど映画の真ん中に、このようなシーン↓があります。

主人公の男の子(ジェイデン・スミス)が、意味のわからない単調な練習ばかりを続けさせられてそれが嫌になり、「もういいよ!」と怒り出します。するとそこにジャッキーが稽古を付けて、直後にこう伝えます。
英語版:
Kung fu lives in everything we do!
It lives in how we put on the jacket, take off the jacket. It lives in how we treat people...
Everything is Kung Fu.

日本語吹き替え版:
カンフーはあらゆる動きの中にある。
ジャケットをどうやって着るか、どうやって脱ぐか。人に、どうやって接するか。
・・・すべてが、カンフーだ。

子どもの頃の私なら、このメッセージはある種神秘的な言葉として(かっこいいだけの抽象的な言葉として)受け止めていたのですが、今なら、少しだけですが、この言葉の重みがわかるような気がします。

意味するところとしては
人生には、練習の時間とそうでない時間があるわけではない。ほんのわずかな「練習の時間」、「練習中の動作」だけが練習なのではなく、人生のすべての一瞬、すべての一秒が練習である。己の体と心を鍛え、磨くときである。
と。そして
またこれは「道徳」ではなく「実利」としての意味も含んでいる。つまり、1日のうちのわずかな練習の時間だけに身体を鍛えるのではなく、24時間あらゆるときに意識して「いま身体を鍛えているんだ」と思う。その方が練習量は格段に増える。そして、練習量に比例して成果も上がる。
・・・ということかなと思いました。

常に気を張りつめておくのはしんどいなと思いますが、「リラックスしながら、かつ、意識して生きる」ということはできそうな気がします。なので、もしそれができるのであればぜひやりたい。

一瞬一秒をどう生きるかで自分が積みあがっていく、自分の体と心が出来上がっている」と意識できている方が、いい行動が取れるはず。

そのような「意識できる時間」を毎日毎日少ーしずつ伸ばしていくことが、人生を通して死ぬまでできる「尽きない遊び」のひとつなのかなと思いました。

・・・良かったです。


こんな方におすすめ
・カンフー好き
・ジャッキー好き(ジャッキーのアクションが少なめでもいい方)

余談
本来の中国語の意味として、カンフー(功夫)は武術だけを指す言葉ではないようです。Wikipediaでは次のように説明されています。
In Chinese, kung fu can also be used in contexts completely unrelated to martial arts, and refers colloquially to any individual accomplishment or skill cultivated through long and hard work
(意訳)
中国語では、「カンフー」という言葉は格闘技以外の文脈でも使われます。何かに熟達することや長期間の鍛錬の末に獲得できたスキルなどを指したりします。


公式ページ
The Karate Kid(英語・公式ページ)

カンフーキッド(字幕版)

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