2011/04/26

3日で運がよくなる「そうじ力」 / 舛田光洋


3日で運がよくなる「そうじ力」」を読みました。

著者の舛田光洋さんは、「そうじ力」をキーワードに個人・法人の両方を対象に環境整備(整理・掃除)のコンサルティングをやっている方です。

本書では、著者の長年のコンサルティング経験をもとにして、掃除をすることの意義と具体的方法がわかりやすく解説されています。

私は「整理」と関係の深い「掃除」についての理解を深めたくて本書を読みました。整理をすることと掃除をすることは、「良い環境を作る」上での車の両輪だと思います。


目的
掃除」についての理解を深める。


目次
はじめに
第1章 「そうじ」と運命の不思議な法則
第2章 <部屋別>運気を上げるそうじのポイント
第3章 運が10倍速くよくなる「そうじテクニック」
第4章 さあ、今日から覚悟を決めて三日間!
第5章 「そうじ力」なら、どんな願いも思いのまま!
第6章 「プチそうじ」で、いつでもどこでも運気アップ!
おわりに


本書の中から得た気づきのエッセンスをまとめてみます。今回は全部で9点です。


1. 掃除をすることの意義

環境と人は密接にリンクしています。もし今環境が整っていないのなら、自分を成長させる近道は環境を整えることです。
きれいな部屋に住んでいる人は、内面もきれいです。
部屋が汚れているのは、自分を大事にできていない証拠です


2. 著者が提案する5つの「そうじ」

著者は、換気、捨てる、汚れ取り、整理整頓、そして、炒り塩。環境作りとして5つの作業を提案しています。
・換気
・捨てる
・汚れ取り
・整理整頓
・炒り塩
炒り塩というのがユニークです。


3. 換気がもたらす効果

日本を含めた東洋には「気」という概念があります。気は目で見て測定できるものではありませんが、「元気」「やる気」といった「気」に関わる言葉を私たちは日常的に使っています。

これらの「気」を良くするという意味で、換気は重要です。
換気をすると、悪い気を排出して、良い気を呼び込むことができます。
窓を開けて、部屋に新鮮な空気を取り込む。
たったこれだけのことですが、驚くほどの威力を発揮してくれます。
新鮮な空気は、プラスのエネルギーの源です。
きれいな空気を取り入れることは、健康面や衛生園にとって必要不可欠なのです。


4. モノを捨てられないときに失っているもの

モノをいっぱい抱えていると、新しいモノが目の前にやってきても、それをつかむことができません。常に自分をあたらしくするためにはあふれたモノを手放すことが必要です。
部屋がたくさんの荷物であふれているとしたら、それはあなたの心にそれだけ多くの荷物がある、ということです
捨てなければ、新しい運気はめぐってこないし、楽しい未来もやってきません。
これは単なる精神論ではなく、「何にどれだけの時間をかけているか?」という自分の「時間シェア」「意識内シェア」といった概念を考えてみると、とても納得のいくお話です。


5. モノを捨てるコツ

こんな理由で持ったままになっているものは、手放すことを検討した方が良いそうです。
1.過去――「思い出や栄光」
2.現在――「レベルを下げるもの」
3.未来――「いつか使うもの」
4.不安――「もったいないもの」
ただし、捨てるのはあくまでも手段であり、ルール通りに何でもかんでも捨てるのがベスト、とはかぎりません。「なくなったらつらいもの」は残すのが良いそうです。


6. 汚れを落とすときのポイント

汚れの落ちやすさは、「洗剤」「温度」「時間」「」。この4つの変数から決まります。これらを意識して、前者3つ――洗剤と温度と時間をうまく使うことで、必要な力を減らしてラクに掃除することができます。
・洗剤
・温度
・時間
・力
また、その工夫こそが、掃除のプロセスをちょっぴり楽しいものにしてくれるコツでもあります。


7. 整理整頓の意義

整頓とは、モノをあるべきところに置き、仕事や生活を効率化していくことだ、とのことです。
モノを「あるべくところに、あらしめる」のが整頓。
そして整頓とは、目的をスピーディーに達成させるために行なうのです。
一見たいしたことはないと思われる時間のロスも、積み重なれば、とてつもない無駄な時間になります


8. 炒り塩について

「炒り塩」を使う発想はこの本で初めて知りました。試してみます。
カラカラに炒った塩には、部屋の湿気をとると同時に、部屋に残留しているマイナスエネルギーを吸い取る働きがあります。


9. 掃除を失敗しないための最初の2ステップ

いざ掃除に取りかかる前に、優先順位、スコープ(どこからどこまでをやるのか)の2つを明確に決めることが重要です

欲張るのはよくありません。時間は限られています。あっちもやってこっちもと欲張ると「労多くして公少なし」になりかねません。
優先順位を決める→絞り込む→取りかかる
絞り込みができれば、それだけ成果を上げやすくなります。
小さな達成感を積み重ねることで自信が生まれ、やがてリビングなどの広い場所や、キッチンの換気扇と要った大物に取りかかるパワーとなります。


一言感想

よかったです。

わかりやすくて、深い。「まさしくプロだなぁ」との印象を持ちました。

私はこれまで「整理」ということについては深掘りしてきましたが、それと対になる「掃除」についてはあまり深く勉強してきませんでした。しかしこの本を読んで「良い環境作り」に掃除も欠かせないと確信することができました。

一度読んだだけではとても消化し切れないので、また掃除する際に辞書のようにこの本を開きたいと思います。


こんな方におすすめ
・掃除がもっとうまくなりたい
・掃除をしたいのに、なかなかモチベーションが上がらない


おまけ
著者の舛田光洋さんの公式サイトはこちらです。
世界に広がれ!そうじ力! 舛田光洋個人的ブログ
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