2011/04/01

映画:英国王のスピーチ



映画「英国王のスピーチ」を観ました。原題はそのまま「The King's Speech」。

史実をもとにイギリス国王の課題克服・成長の過程を描いたドラマ。

ドラマの中心にあるのは「癖の克服」というごくごく個人的な(ある意味小さな)テーマですが、その周辺にたくさんの要素がちりばめられており、観る前に想像していたよりずっと深くて楽しい映画でした。

また、ごく個人的なテーマだからこそ普遍性が高いという面もあるのかなと思いました。映画全体を通じて共感するポイントがたくさんありました。

私がこの映画の中に見つけた学びの要素をキーワードで表すとこのようなものがあります。
自己変容
・人が「過去を乗り越える」ということ
他者が人にもたらせる力の大きさ
・職業と人種を越えた友情
・再起への挑戦
・一人の人間に与えられた使命
・ひとつの国の国王の大変さ


特に良かったのが次のシーンです。J:国王、L:カウンセラーです。
英語:
J: Listen to me! Listen to me!
L: Why should I waste my time listening to you?
J: Because I have a voice!
L: Yes, you do.

日本語:
J: 話を聞け!
L: なぜあなたの話を?
J: 伝えるべきことがある!
L: その通りです

このシーンは予告編にも出ていますが、一連の文脈の中でこのシーン(このやりとりの落としどころ)を見たら、ぞわぞわと鳥肌が立ちました。「伝えるべきことがあるから」――そうなんですね。

なぜ国王にはスピーチの機会が与えられているのか。なぜ人々はその人が話すのを待っているのか。なぜ人は人からの話を聞いてくれるのか。

――それは、その人にvoice(伝えるべきこと・意見)があるから。本人は嫌がるかもしれないそういう機会(スピーチの場)が与えられているということは、他ならぬその人に「伝えるべき使命」があるからなんだなぁと。

誰にだって、ことの大小のちがいはあれど、出会いの場、話す場があるということは、何かしら伝えるべきことがある。そう思うと、出会いの場、話す場を大切にしないといけないなと思います。

良い映画でした。


こんな方におすすめ
・元気をもらいたい


おまけ
公式サイトはこちら。
英国王のスピーチ(日本語)
The King's Speech(英語)



英国王のスピーチ(字幕版)

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