2011/05/02

木を植えた人 / ジャン・ジオノ 原みち子


木を植えた人」を読みました。

「木を植えた人」は、30年以上もの長い間無人の土地で木を植え続け、やがてひとつの森と町を作った男の物語です。

男の名前はエルゼアール・ブフィエ。一人息子と妻を失った55歳の男性で、「とくにこれといった職業もない身だった」ために「荒地をなんとかしようと決意し」、その後30年以上にわたり、木を植え続けました。

50ページ足らずのとても短いお話ですが、すぐれた絵本がそうであるように主題が非常に明確。生き方について考えさせられる一冊です。

私は子どもの頃に一度読んだことがあるのですが、今回のGWに実家に帰ったときにこの本が目に入り、懐かしさもあって再読しました。改めて読んでも、良かったです。


この物語が私に教えてくれたことを挙げたいと思います。今回は2点です。


1. 積み上げ型の仕事を30年も続ければ大きな仕事になる
木を植えた人・ブフィエがやったのは「どんぐりを拾って、むいて、木を植えにいく」という仕事。作業の難易度だけを見れば誰にでもできそうなごくシンプルな作業です。

しかし、それをコツコツと30年間続けることで、森を作ることができれば町を作ることもできる。これは、どんな仕事も同じことだと思います。単純なことでも心を込めて行えば立派なライフワークになる。


2. 何かを始めるのに遅過ぎることはない
ブフィエが植林を始めたのは50歳を過ぎてからでした。

一般に、年を重ねれば重ねるほど実績や思い出が積み重なり、新しいことを始めるのが難しくなっていきます。私自身も「できない言い訳」をするのが年々得意になってきたような気がしています。。これじゃいかん。

・・・言うはやすく行うのは本当に難しいことですが、いつでも新しいものに挑めるよう、前向きに生きていきたいものです。


・・・以上です。


おまけ
木を植えた人を音読で聴く活動があるそうです。
「木を植えた人」を聴くプロジェクト
「木を植えた人」と同じような話にシュヴァルの理想宮があります。
シュヴァルの理想宮 - Wikipedia

0 件のコメント: