2011/06/12

こんどこそ!「捨てる」技術! 収納のきほん おさらい帖 / 芳賀裕子


こんどこそ!「捨てる」技術! 収納のきほん おさらい帖」を読みました。

著者の芳賀さんは、過去に合計13回も引っ越しを経験し、現在は「お片づけコーチ」として活躍されている方。この本はそんな整理・お片づけのプロが書いた整理本です。

全部で100数ページとコンパクト、イラストも豊富に使われており、読みやすいのが特徴です。

整理についての理解を深めるために読みました。


目次
第1章 収納のマイスタイルを見つける
第2章 わが家の適量を知る
第3章 収納する場所を決める
第4章 収納の仕方を工夫する

本書の最大のエッセンスは、何といっても本書の骨格にもなっているフレームワーク――「マイスタイル」」「適量」「場所」「収納の仕方」――です。4つの要素で「整理のやり方」を簡潔に説明しています。このフレームワークが非常にわかりやすいので、以下その構成に沿ってエッセンスをピックアップしたいと思います。


1. 整理 = マイスタイル + 適量 + 場所 + 収納の仕方
上手に整理するためのコツを一文で言うと
・自分の価値観を明確にし(マイスタイル)、
・空間の容量に適した量のモノを持ち(適量)、
・各モノの定位置を決め(場所)、
・上手に収納する(収納の仕方)、
ということになります。


「大事なもの」というのは一人ひとり異なるのでまずは価値観を明確にした上で、それをもとに量を適量にし、適切な場所を設定し、最後に収納テクを用いて上手に収納する、という風に進めていきます。

このうちどれが重要でどれかが重要でない、ということではなく、この4つの要素を視点をもって全体をバランスよく設計していくことが重要なのだと思います。おそらく、整理を実際にやるときにはこのステップを行きつ戻りつ進めることになりますが、これら4つの要素をきちんと区別しておくだけで全体の効率が大きく変わってきます。

以下では、ここで分けた4つの要素「マイスタイル」「適量」「場所」「収納の仕方」のそれぞれをピックアップしていきます。


2. マイスタイル
理想的な整理のカタチは普遍的なものではなく、一人ひとり異なるもの。だからまずは、「自分は生活の中で何を重視したいのか?」「もっと楽しく暮らすにはどこのウェイトを上げる必要があるのか?」を考えることが必要です。

自分の理想とするスタイルが、その後のモノを減らしたり場所を決めたりするステップにおける基準となります。


3. 適量
一般に、多くの日本人はモノを「持ちすぎている」そうです。「買う」「もらう」「作る」でモノが増えた分だけ「捨てる」「あげる」「使い切る」でモノを減らす必要があります。

モノ増加の原因となるものにはたとえばこんなものがあります。
・いつか○○しようと思っているモノ … やせたら着たい服、オークションに出すモノ、試供品
・捨てるタイミングがわからないモノ … 領収書、手紙
・用途が限られているモノ … ホットサンドメーカー、シフォンケーキ型、ジューサー
・消耗品の過剰なストック


4. 場所
いつもきれいなお部屋を保つには各持ち物に対して「指定席」を決める必要があります。「使うモノは使う場所に」、いわゆる「ゾーニング」の考え方が重要です。

ゾーニングを行うためには、家族の生活動線を知る必要があります。


5. 収納の仕方
場所決めがきっちり出来たら、最後は上手に収納します。

ここでポイントになるのは
・空間を区切ること
・取り出しやすくすること
・在庫量がすぐ分かるようにすること
・セットで使うモノはひとつにまとめること
などです。


・・・以上です。

他にも著者・芳賀さんのお家の写真やいろんなモノのたたみ方などが載っており、面白く読むことができました。


こんな方におすすめ
・整理収納の基本的な考え方を学びたい


おまけ
著者・芳賀さんのサイトいろいろ。
Studio HAGA
お片づけコーチング
ちょこキャリ日記 整理収納アドバイザーの収納術

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